Newsletter No.1「アニマルウェルフェアって知ってますか?」

執筆者:

カテゴリ:

8月末になると狩猟者登録が始まります。そうなるとソワソワし始めるのは私だけでしょうか??
狩猟の前に動物愛護に関すること。アニマルウェルフェアについて少しばかり。。。

日本も加盟する世界の動物衛生の向上を目的とする国際機関、国際獣疫事務局(WOAH)が定義し、「動物が生きて死ぬ状態に関連した、動物の身体的及び心的状態をいう。」

この考えは家畜から始まりましたが、近年狩猟にも取り入れられています。アニマルウェルフェアの状況を把握する上で、役立つ指標となるのは5つの自由。

5つの自由とは?

  • ①飢え、渇き及び栄養不良からの自由
  • ②恐怖及び苦悩からの自由
  • ③身体的及び熱の不快からの自由
  • ④苦痛、傷害及び疾病からの自由
  • ⑤通常の行動様式を発現する自由

わな猟において求められること

  • 罠に長時間拘束しない(最低1日一回は見まわる)
  • 止め刺しの際は急所を正確に狙う
  • 可能な限り速やかに止め刺しを行う など

ちょっと小話

銃猟(猟犬と)、銃猟(待ち伏せ)、くくりわな、囲いわななど、捕獲方法の違いによる血中ストレスホルモンの測定を行うと、くくりわなが一番高かったという研究結果があります。そのためくくりわなでの捕獲時は、罠にかかっている時間をできるだけ短くすることが大切です。鹿・猪たちは日暮れ頃から活発に活動し始め、夜間から早朝に罠にかかります。私は早朝から見まわりし、止めさし・放血は数分で終わらせています。大切なのは出来るだけ早く、苦痛を取り除いてあげること。余計なストレスを与えないこと。それが私が狩猟で命をいただく野生鳥獣たちへの最大限の誠意だと考え、行動しています。

処理場で屠殺するために、生きたまま手足を縛り、ガムテープで目隠しをし、車で移動。「処理場まで生かして処理しているので肉質が新鮮です」と謳う業者は、野生鳥獣たちへ余計なストレスを与えており、アニマルウェルフェアの観点からも科学的根拠からもずれているのではないかと思えてしまいます。。。

感じること・思うこと・考えさせられることのつぶやき
GB代表 笹本圭子

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です